在宅ブロガー税理士の日記。

緊急事態宣言発令とのことで、本日は自宅から更新しております。
自宅でできることは極力自宅でするようにしようかなと。

人を理解すること

突然ですが、どちらの人が「外出を自粛」できるでしょうか。

①配偶者や子供と同居していて、外出しなくても、最低限「大切な人と一緒にいることはできる」人。
②未婚のカップルで、外出しないと「大切な人に会うことすらできない」人。

若い人ほど②の割合が高いと思われるので、若者が外出しているというのはある種必然だと思います。カップルを親友などに置き換えても同じですね。結局のところ、同じ「自粛を要請」しても、それによって受けるストレスは人によって全然違うので、ただ押さえつけるのではなく、まずはそこを理解しないと話は進まないように思います。

禁止から許容へ

全般的に「あれもダメ、これもダメ」という言い回しが目につきますが、どちらかと言うと「これはやっていい。他はダメ」というほうが効果がでやすいような気がします。

先の例にもつながりますが、それこそ「一番大切だと思う人にだけは、周囲2m以内に他の人がいない場所でなら会ってもいいです。でも他の人に会うのは自粛してね」とでも言ってしまったほうが、むしろ多人数の会合みたいのは開かれなくなるんじゃないかと思ったりします。
素人考えではありますが、接触8割減を目標にするならば、1人だけ会うならたぶん達成できるのではないかと。その上で本人が判断して自粛を選択するなら、それは素晴らしいことだと思います。ただ全部制限されるなんて無理でしょうし、なんというか一定の逃げ道を与えてあげないと、暴走して余計取返しのつかないことになりがちなのが人というものかなと思うので。
ちなみにこの案の最大の問題点は、AさんにとってはBさんが一番大切なので声をかけてみたが、BさんにとってはCさんだったので断られたみたいなドロドロ展開が起こり得ることです…。

なかなか完璧な方策というのは思いつきませんが、禁止の世界より許容の世界のほうが生きやすいとは思いますし、何事にも人の心に寄り添って考えられるといいのかなと思います。「えっ」と思うことがあったとしても、まずは「何か事情があるんじゃないか」と思ってみることが、大事な一歩なのではないでしょうか。その上で何の事情もなくただ勝手なだけだったら、その時はきっちりお灸をすえるということで(笑

在宅ブロガー税理士の日記。” に対して2件のコメントがあります。

  1. 司音 より:

    なんか、面白すぎます。思わず笑ってしまいました。言い得て妙!とでも言いましょうか。
    ドロドロ展開・・・想像してしまった。
    私のようなおばさんには、もはや想像できないシチュエーションです。
    在宅勤務、家人がいると、電話するにもかかってきても、居間では対応しにくくて、困ります。それなのに、パソコンは居間にあるので、タブレットを持って別の部屋に移動。
    Suicaの残高も減りません。楽しみにしていた歌舞伎も、一昨日正式に中止決定。
    いつまでこの状況が続くのでしょうね。飲食業の方、エンタメ系の方は本当に大変そうです。来週からは孫がくるようなので、益々在宅勤務がやりにくくなりそうです。
    コロナよ、「風邪と共に去れ!」(笑)

    1. jun-tax より:

      在宅勤務もできることに限りがあるので、難しいですね。
      今は特に飲食やエンタメ系が苦しいと思いますが、その方たちの収入が減るとその方たちがお金を使わなくなるから、時間差で他の業種にも影響が出てくると思います。
      結局は回りまわって全員が負担を負うことになるのかなと・・・

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