“税務とITの融合”
-よりよいサービスを実現するために-

私は大学卒業後、一般企業にてシステムエンジニアとして勤務した後、この業界に転身しました。
そこで感じたのは、税務とコンピュータは切っても切り離せない関係にあるということです。

国が電子申告を推進しているように、税務の世界においてもIT化の波は着実に押し寄せています。
将来的には、書面での申告書の提出は、完全に認められなくなるかもしれません。

また、昨今の税法は複雑化しており、十分な税務知識があったとしても、
エクセル等をある程度使いこなせなければ、到底実用に至らないような節税策も存在しています。

そして何より、時間を確保できなければ、上質なサービスを提供することはできません。
業務の効率化は極めて重要であり、そのためにはコンピュータの支えが不可欠です。

 

こういったことから、当事務所では“税務とITの融合”を標語として掲げています。

ITが発達すれば、会計実務は不要になるといった記事を見ることがあります。
ITの進化にどう対抗していくかがこれからの課題である、というような意見も耳にします。

しかし、私はITは敵ではなく、味方だと思っています。

ITが発達すれば、これまでできなかったサービスを提供することができる。
ITの進化をどう活用していくかがこれからの課題である。
そのように考えています。

税理士としては異色の経歴を持つ私ではありますが、
そんな自分だからこそできることを大切にして、業務に取り組んでまいります。