試験直前の過ごし方2

開催が危ぶまれた税理士試験ですが、今年も無事開催されることになりそうで、まずは一安心です。こんな時期に大人数集めて試験なんてと言う人もいそうですが、黙々と字を書くだけですからね。正直ここがクラスターになるような状況だったら、電車はとっくにクラスターになってると思いますので、堂々と受験してきてほしいと思います。

とはいえやはり学校でのクラスター事例があるからか、あるいはライブの中止などでホールが空いているからか、今回はホールが会場になっているところも多いようです。
しかし、幕張メッセや横浜アリーナは平らなスペースに可動式の机と椅子を並べる形だと思うのでいいのですが、大宮ソニックあたりは私の知る限り、いわゆるコンサートホールの配置になっているので、試験は受けにくそうだなという印象があります。そういう環境面の有利不利は極力なくしてほしいところではありますが、なかなか難しいですね。

ところで、今回東京国税局も会場になっているのですが、会場ごとの申込者数を見たところ、他の会場は軒並み1,000人以上集めてるのに国税局だけ49人で、それだけしか入れないならどこか別の会場の人数を少し増やしてもよかったのでは?と思ってしまいました。住民税・事業税・固定資産税に至っては1人ですからね。周りを気にしなくていいのはメリットですが変に緊張しちゃいそうですよね。
とはいえ相当レアな経験だとは思うので、自撮りしてインスタに載せるぐらいの気持ちで(実際やったら怒られる)受けてきてほしいと思います。

 

試験直前の過ごし方2020

さて、今年の試験対策ですが、これはやはり今年特有の条件に慣れることに尽きるでしょう。具体的には「マスクを着用して試験を受ける」という1点です。

毎日着用してマスクにもだいぶ慣れてきたとはいえ、それでも試験ともなると、パフォーマンスが落ちる人が大半だと思います。そこをどうカバーするか。眼鏡は曇りやすいのでコンタクトのほうが影響は少ないと考えます。私は試験では基本裸眼で横に眼鏡を置いてましたので、そういうスタイルもありでしょう。

若い人はチャンスです。若いほうが新しい環境に適用しやすいし、マスクで余分に体力を消費すると考えると、一般的に体力勝負になればなるほど若いほうが有利だからです。

これまで結果が出なかった人もチャンスです。結果が出なかった時と同じ条件で戦うより、違う条件になったほうが勝算があります。

花粉症の人もチャンスです。そもそもマスクに慣れているというのは非常に有利です。

そして私の後輩でK君というのがいるのですが、彼はコロナが流行る前から、持病があるわけでもないのになぜか年中マスクをしていました。マスクの申し子な彼は、今回の試験において最強です。

日常さえままならない厳しい日々ではありますが、必ずしもマイナス面ばかりとは限りません。自分にとってチャンスだと前向きに考えられる人が、栄冠をつかむのでしょう。

検温もあるようですので、体調には気をつけて、ラストスパートがんばってほしいですね。

 

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