のび太と紐の魔術師(前編)

今日はドラえもんの誕生日です。
生年月日は2112年9月3日なので、-93歳になりました。おめでとうございます!

…ということで、今回はドラえもんにちなんだお話しでも。

早速ですが、皆様はドラえもんが未来からやってきた理由をご存じでしょうか。
ざっくり言うと、のび太の子孫のために、ダメダメなのび太を変えるため未来からやってきた。
そんな話だったと思います。

そういった描写をされていることもあり、子供の頃はのび太ダメな奴と思いながら見ていたんですが、今になってみると、のび太の将来って凄く明るいと思うんです。

隠された才能

例えば、あやとりが天才的にうまいみたいな描写があったと思います。
作品ではむしろ周りにバカにされるような描き方をされていたと思いますが、さらに腕を磨いて、保育園とかを回って営業すれば引っ張りだこになるのではないでしょうか?
子供を笑顔にする、とても素敵な仕事だと思います。

その上で「僕、これしかできませんから…」なんて言った日には、なんて謙虚なのかしら!可愛い!と、世のお母様方からの人気は急上昇?
さらに、それを見た保育士さんの心もわしづかみかもしれない。

むむう、俺もあやとりをマスターするぞ!
あ、紐がからまった…。

あと有名なところでは射撃とか、さらには寝付くのが早いとか特殊なスキルをいろいろ持ってるので、ドラえもんに頼るまでもなく、将来ニッチなビジネスで一旗揚げられると思います。
掲載当時にはありませんでしたが、今ならYouTubeとかもあるので、より特殊な才能をアピールしやすいですよね。
成功するには、一芸に秀でているというのはとても大切なことです。

気付くということ

ただ、問題はそれに気付けるか、なんですよね。
ビジネスに限ったことはないですが、成功する手段を大きく2つに分けると、既存のカテゴリの中でさらに上を行くか、まったく新しいものを作り出すかのどちらかになるでしょう。

既存のカテゴリの中で突出した才能があれば気付きやすいと思いますが、後者の場合、一見たいして役に立たない、それこそ親から何の役にも立たないなどと言われていたら、それを才能だと気付くのはとても難しいと思います。
それこそ、のび太は気付かないまま生涯を終えるのでしょうね。だからドラえもんがやってきたのでしょう。

自分には才能がないと思ってる人、たくさんいると思います。でも、私はそうは思いません。
誰にでも何らかの才能が眠っていて、ただそれに気付くか気付かないか、そんなシンプルな話。

では、どうやったら気付けるんだろう?

続きます。

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