謎の領収書
突然ですが、こちらの領収書をご覧ください。
一見何の変哲もない郵便局の領収書ですが…
374円支払ったように見えますが、実は支払ったのは290円です。
内容は、よくある「84円の郵便物を速達で送付した」というものです。
しかし、1つだけ特殊なのが「84円切手だけ貼って郵便局へ持ち込んだ」というところです。290円切手がなかったので、窓口に持ち込んでそのまま送ってもらったんですね。
窓口に持ち込む場合、今回のケースであれば何も貼らないで374円支払うのが一般的だと思いますが、中途半端なことをしてしまったため、このような領収書になっております。
どうでしょう。この領収書を見たら、おそらく通信費374円で処理しちゃいますよね…。
374円の数字が目立ってますし、そもそもこういう持ち込み方をするとこういう領収書になるなんて普通知らないですからね。
しかし今回の場合、自分で貼った84円の切手に関しては購入した時の領収書で経費計上してますから、ここで374円計上すると二重計上になってしまいます。
84円過大に計上したところで実害はほぼないんですが(少なくとも税務上は端数処理で影響ゼロになる可能性が高い)、想定していないような領収書の一例ということで、掲載させていただきました。
領収書の様式が統一されていない以上、全国にある全領収書の様式を把握するのは不可能ですから、こればかりは経験を積み上げて直感的に気付けるセンスを磨くしかないのでしょうね。
“謎の領収書” に対して2件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
本当に、郵便局の領収書は、気をつけないと、全額支払ったように、掲載されているので、気を付けないといけませんよね。
私も先日、去年の年賀はがきを、連れ合いが大事にしまってあったのを発見!
料金も違うし、紛らわしいので、交換に行ったんですよね。手数料5円支払って、残りの金額で希望の切手や葉書に交換できるのですが、レターパックライトと、普通葉書という、ややこしい交換をしたので、少し持ち出しがあったのです。帰宅して領収書を確認したけど、
「結局いくら払ったんだっけ?」と、数字に弱い頭には、すぐに理解できず・・・トホホ。
税率が変わって交換する人は多かったと思うので、いろいろあったかもしれませんね。
手数料は少額なので、あまり気にしすぎないほうがいいかもです。
キャッシュバックなどの影響で、いろんなレシートが複雑化しているので、難しいですね。